市民活動推進室では、2016年9月9~11日に日本自然保護協会・環境省主催の初の取組みで、「自然資源を活かした地域づくり実現塾」と題した合宿研修会を開催しました。
本研修は、人口流出や雇用悪化など地域の様々な社会的課題を「地域の自然資源を活かして解決に貢献したい」と思いを強くする方々に全国から集まっていただき、その夢をより社会的インパクトのある構想に高め、実現可能性の高いプランへと作り変え、協力者を得ながら新たな活動にしていくことを目指した4泊6日の特別合宿研修です。
8月に公募したところ、全国から多くの申し込みがあり、厳正なる選考の結果、10~60代の23名が研修生となりました。どの方も環境教育・地域振興・農林業など、多岐にわたる分野で熱意を持った方々です。
研修会1日目は自分自身の価値観を全員で共有。
2日目は講師による最先端の事例を吸収して、自分の実行計画をワークショップ形式でブラッシュアップ。
3日目は全員の前で自分の計画を発表すると共に、次回研修に向けての意気込みを語り合いました。
▲講師の松澤さんよる「自らのストーリーを語る」実習風景
▲講師の白川さんによる講義「3つの社会課題へのチャレンジ・せどやま再生事業」
▲実習「アクションプランの作成」…ワークシートを使って、地域の資源とはなにか?を改めて見直します。
▲講師の白川さんによる講義「3つの社会課題へのチャレンジ・せどやま再生事業」
▲スライドで発表したり、手書きボードを作って発表したり・・・ここにもそれぞれの個性が光っていました!
▲「自然資源を活かした地域づくり実現塾」研修生・講師・事務局スタッフの集合写真
「2泊3日お疲れ様でした!」
この研修で「森林保全×婚活」「みんなのゆるし場づくり」「みかんとススキの里づくり」「モミノキ林プロジェクト」などなど、地域特有のアイディアいっぱいの計画が立ち上がりました。
研修の目標は1つでも多くのプランが実現すること。
次回11月に能登で開催される第二回能登研修に向けて、研修生同士が交流しながら、それぞれの実行計画をブラッシュアップ中です。
来年1月22日(日)東京で開催するイベントで、この研修生のプランのいくつかを発表いただく予定です。
どなたでもご参加いただけるイベントになる予定ですので、どうぞお楽しみに!